Thursday, July 14, 2016



先日画家の狩野岳朗さんといっしょに、自由研究をしてきました。

2年半前に葉山に引っ越してから、海が非日常から日常へと変わり、よりもっと海のことが知りたくなり、去年から海洋学の勉強をちょっとづつですが始めました。日々の空模様が気になったり、星もよく見えるので、宇宙について知りたくなったり、葉山に暮らしてから自然と、身近にある「自然」に見たい知りたいという欲求がわいてきました。
狩野さんは1月の終わりに葉山に移住してきたばかり。移住してからは日課として描かれていた朝スケッチが、公園から海へと変わり、作品への考え方や興味の変化もあったみたいで、スケッチも少しテイストが変わったり、作品のタイトルも変わってきたり。
身近な自然が、私たちの作品や生活やに自然と変化と影響をもたらしてくれているんだなあと思います。(狩野さんが葉山に越してから始めた野外研究スケッチもとても素敵。

普段からいろんなことを教えてくれる狩野さんと以前から石について話したいねとかそんなことをなんとなく言っていて、なので今回自由研究を狩野さんとしてみよう!とお誘いしてみました。

狩野さんと朝から一色で潜ってまずは海の中を観察。その後kasperでお互い持ち寄った資料を見たり、顕微鏡であれこれ観察をしました。

採ってきた海藻や蟹の甲羅や石を、狩野さんが持ってるアナログな顕微鏡と私が持っている最新のスマホ顕微鏡でみくらべてみる。
いっしょに図鑑で名前をしらべたり、葉山の地形について話したり、浅い知識を持ち寄って、そんな作業が小学生のころに戻ったみたいでたのしい。


狩野さんの持っている19世紀につくられた顕微鏡
私が持っているスマホ顕微鏡「Leye」でアマモを観察
アマモという海にも生息する種子植物 
ベニヒバ(狩野さんの顕微鏡で観察) 
ベニヒバ(私のLeyeで観察)


この海藻の名前をさがして、最初はふたりとも「ガラガラ」という種類の海藻だと思っていた。いつもこの海藻は他の海藻とくっついていることが多くてなんでなんだろうと日頃思っていたのだけど、そのことが書いてある記述を発見!
狩野さんとハイタッチ!「ベニヒバ」でした。

最後はふたりとも海あがりでねむくなり、おひらきになりました。
たのしかった!またやりたいな〜!

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